【行政書士】食べていける3つの根拠【開業】

では前回の記事、食べていける3つの理由に引き続いて、開業ネタでいかせて頂きます。
今回は、最後に告知した通り、「行政書士が食べていける資格である」根拠となるようなものを探しておきましたので、以下にご紹介します。

行政書士で食べていける3つの根拠

根拠ということですので、とりあえず自分の身の回りから見渡してみました。

大まかな数字ですが、私が開業している市には、行政書士が約200名前後登録しています。
ですが、残念ながら名前ばかりの登録もかなりの数に登ると言われています。

行政書士は資格自体を公務員の一定経験年数を満たすことで取得できるので、とりあえず登録してみた、という方も結構いらっしゃるんですよね。また、前回ご紹介したように、コストが掛からない、つまり維持費が安いのも原因の一つです。

しかし逆に言えば、これで食べている行政書士も勿論います。

完全に私の個人的な主観によるものですが、と言うか知っていても人の懐事情や売上を言うわけにはいかないので、あくまでイメージという形でご紹介していきます。

自分の周りに実際に稼いでいる行政書士が相当数存在する

私にとって行政書士は仲間であると同時に商売敵であるので、やはり仕事をたくさんこなしている行政書士、よく名前を聞く行政書士は自ずと覚えています。
そのような方たちとお話をしていると、一定以上稼いでいる方というのは、やはり伝わってきます。

月に何々に関する許可を何件くらいこなして・・・という言葉からも、何となく想像がつきますよね。
ただある程度は人間関係ができていないとそういう話も出てこないので、私の狭い交友関係の中では、一般のサラリーマン以上(600以上)稼いでいると思える行政書士は、20人前後くらいでしょうか。

勿論、実際にそれ以上稼いでいる方はいくらでもいると思います。
あくまで、私がある程度以上人間関係ができている方の中で、というお話です。

自分自身が生活できている

次に、自分自身が生活できている、というのが一つの根拠です。
この世界に入ると、行政書士に限らず、同じサムライ業の先生方、様々な業種のお客様(つまり経営者)と付き合うことになります。そうすると、気付きます。この狭い地域の中でも、どれほどすごい人がたくさんいるか。

その中では、自分なんて本当に小さな人間だと思います。
コミュニケーション能力、営業能力、事務能力、法律に対する知識、様々な分野で、信じられないような強者が本当にたくさんいるんです。

しかしそれでも、自分もそのはしくれとして生活ができているというのは、自分の中で一つの大きな証左です。

行政書士の仕事は広がっている

最後に、行政書士の仕事の分野についてです。
各士業の業務分野というのはそれぞれ法定の独占業務というものが定められているのですが、今、行政書士の業務分野はどんどん広がっていっています。
先日書いた行政不服審査法についての新制度も然り、先達や行政書士会の方々の努力により、新しい分野は日々開拓されています。

また、そうでなくとも行政書士の業務内容は多岐にわたり、一様に極められるほど狭いものではありません。建設業に強い先生、運送業に強い先生、入管分野に強い先生、それぞれ有名な方がいらっしゃいますが、そんな方たちですら、まだまだ勉強途中だと言います。

新しく入ってきたからといって、決して新規参入ができない業種ではありません。
それどころか、新しい人たちの参戦を心待ちにしている場合も有るほどです。

まとめ

さて、今回は如何だったでしょうか。
行政書士で食べていける3つの根拠、でした。
つまり、有り体に言ってしまえば、行政書士で食べていける人はたくさんいるので(現在も増え続けているので)、安心して入ってきて下さいよ、ということです。

一般企業である程度働いてこれた方なら、よっぽど食べていくのに問題はないと思います。

え、じゃあ私社会に出たことがないけどどうかって?
それは個別具体的な話になるので、詳しくお話を聞かないと分からないですね。いや、聞いても分からないかも・・・。ではいっそ食べていくための方法論についてご紹介していきましょう。
ということで、次は行政書士で食べていくための営業方法です。

ではまた次回、お会いしましょう。

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